「オタク三原則」とは、
(1)自分をオタクと認めないだそうだ。
(2)そのくせ、オタク文化をバカにされると怒る
(3)語りだすと止まらない
・萌えに真実がある――「萌え萌えジャパン」取材秘話(ITmedia)
まぁ同意。ただもう一つ、
(4)自分以外のオタクをバカにする
というのも付け加えたい。
例えば、何故かゲーヲタはアニヲタをバカにする。
セガマニヤは任天堂ファンをバカにする。
まぁ、所謂「信者」システムだが、ここで面白いのは、信者であることをバカにするんじゃなく、「セガファン? おまえはタダのヲタ野郎だろ、けっ」とか、自分はガンダムヲタなのに「さくらタンハァハァ、とか言ってるなよ、キモいな、このヲタがっ」というような言い回しをすることだ。
同じヲタなのに、別分野をヲタを「このヲタクめっ」と罵る。そういう構図はよく目にする。
なのでこれも付け加えて欲しいもの。重複する部分もあるので、(2)b くらいに。
ちなみに個人的には、「趣味」がハイキングだろうがツーリングだろうがドライブだろうが釣りだろうがスポーツだろうが、んなもん個人の好き好きであって、他人の趣味に口を挟んでる時点で「おまえは子供か?」と思うのだが。
趣味の「内容」の如何に関わらず、趣味を理解してくれない異性と付き合うのは難しいし、理解してくれる人と付き合うほうが楽しい。
「アニヲタだから恋人ができない」というのはウソである。
ディープなマニアは、釣りファンだろうが車マニアだろうが嫌われる人は嫌われるし、好かれる人は好かれる。
それが釣りマニアだろうが車マニアだろうが、ガンダムオタだろうが、関係無い(というか、昨今の風潮からして、釣りや車マニアより、ヲタクのほうが異性と知り合うチャンスや「趣味適合度」は多い気がする)。
他人の趣味に口を出したり、あまつさえ他人の趣味に一定の敬意を示さずバカにするヤツはただのガキである。
少し考えればわかる筈なのだが、よく見掛けるあたり「自分は他人とは違うのだ。自分の趣味のほうが高尚だ。他人は全員バカである」という人間の持つ「俺様具合」(ジャイアニズム)の成せる技なのだろう。
ちなみに以前、某研究所のエリート様が「ヲタ市場を狙え」という趣旨のマーケティング論を書いていたので(ITmediaでね)ありがたく読ませて頂いたが、ハッキリ言って狙って作ったものは大抵外れる。バカにされるのがオチ。
その点についても触れてるのでナイスな記事。
念の為書きますが、文中書いた「罵り」は『例』であって、私が思ってるわけじゃありません。誤解なく。
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