昨年の秋以降、Microsoftはビジネスモデルの転換を示唆しだしました。
長年続けてきたソフトのパッケージ販売からWebベースの広告収入モデルへの転換です。
今年は、WindowsVistaが発売され、具体的にはその後の話になるでしょうが、実施されれば大規模な転換になります。
それに関係して、ZDNet Japanに面白い特集が組んでありますね。
MS本社のCTO、Ray Ozzie氏が社員に宛てたメッセージが「流出」したとかしないとか。
先に解説のほうを読んだほうが分かりやすいです。
・Ray Ozzieが「マイクロソフトのWeb2.0宣言」を書いた理由(ZDNet Japan)
・駆逐艦のスピードで舵を切る戦艦マイクロソフト(ZDNet Japan)
で、ふむふむ、っと思った上で「本文」。
・R・オジー:「インターネットサービスの破壊力」(ZDNet Japan)ちょっと長いですが。
Microsoftは先ごろ、「Windows Live」および「Office Live」という2つの新しいオンラインサービスを発表した。しかし同社は、広告を利用して製品を無料で提供している競合企業に追いつくためには、さらなる努力が必要であることを十分に認識している。10月末、同社のサービス戦略を率いるCTO(最高技術責任者)のRay Ozzieは、Microsoftが直面している課題をまとめたメモを送信した。
しかしまぁ解説記事にある通り、ホントに「流出」したのかどうか怪しい限りです(笑)。去年のCNETのニュースも意図的なリークにしか見えなかったわけで。
MSにとって目先の最大の問題はVistaのリリースですが、来年以降どうなるのか、ちょっとワクワク。
…ま、新年早々「来年」もなにもないですけどね(笑)。
・「最大のライバルはGoogleではなくIBM」――ビル・ゲイツ会長(ITmedia)
メモからは話が逸れますが。
・Microsoft ゲイツ氏、広告収入を還元する意向:SKY WATCH
・Microsoft、収益構成の改革へ:SKY WATCH
・MS、従来製品の無料化を検討中:SKY WATCH