EU当局に「メディアプレイヤー未搭載のWindowsも発売するように」と命令されたマイクロソフト。
未搭載のWindowsに「Windows XP Reduced Media Edition」と名付けようとして、EU当局に文句をつけられ揉めてました。
最後まで問題になったのは、この「商品名」のようで、「名前さえ決まればいつでも発売できるのに」と言われてましたが、ついに決まったようです。
「Windows XP N」
だそうです。実際は「Windows XP HomeEdition N」とかいう風になるそうな。
しかしなんで「N」?
「nothing」?
「Reduced Media Edition」はダメで「nothing」は良いのか…。それとも、なにか他の意味があるのだろうか。
ちなみに、未搭載バージョンは、EU域内でのみ発売され、他の地域(国)で発売の予定はないとのこと。
・欧州委員会、Media PlayerなしのWindowsを「Windows XP N」と命名(PC Watch)
・Media Player非搭載Windowsの名称決定(IDG/ITmedia)
・マイクロソフト、メディアプレイヤー未搭載版Windowsの名称を変更へ(CNET)
11月27日追記
「発売」されてから大分経ちますが、
・「需要がない」:Windows XP Nの採用に消極的なPCメーカー各社(CNET)('05/06/16)
・メディアプレイヤー非搭載版Windows、いまだ「需要なし」 (CNET)('05/11/21)
こんなかんじらしいです。「そりゃそうだろう」てかんじですが。
反MS陣営の会社の皆さんは導入しないんですかねぇ(笑)。
・MS、従来製品の無料化を検討中:SKY WATCH
・Windows Vistaに7つのエディション:SKY WATCH
・EU当局、機能削減版 Windowsの名称変更を求める:SKY WATCH