度々紹介してる「新手のネット詐欺」。
最近増えてるなと思うのが偽の「セキュリティ警告」を出して「この脅威から逃れるためにこれをインストールしてください」とソフトをインストールさせる手口。
ソフト自体がスパイウェアだったりするので二重三重に始末が悪いんですが、大抵は英語圏の出来事でした。
しかし、どうも最近日本語の「偽警告」が増えてるようです。
・記者も体験,偽セキュリティ・ソフトのだましの手口(ITpro/日経BP)
画面写真つきで分かり易いので時間があれば見てみてください。
最初に紹介されてる「ブラックウォーム」(WinAntiVirusPRO)の画面写真は以前、画像掲示板に晒されていて、画像を見ながら大爆笑した記憶が。
「インターネット上で色んな国で広がれています」
「無用スキャン」
「扱いさ」
冷静に読めば誰も騙されないだろ、というカンジですが…。
他に例示してある画面写真も似たり寄ったりの日本語力。
この日本語版を作った人は、たぶん、日本語を勉強して3-4年程度の外国人なんだろうな。
「話の意味は通じるけど、それは文章として変だから」という。
まぁ日本語の「警告」が出ても安易に信用しちゃいけないよと。
そんなとこでしょうか。まとめ。
追記
・日本でもセキュリティソフトを装うスパイウェア被害が増加~ウェブルート(INTERNET Watch)
INTERNET Watchにも別記事が。
ITproにはない画面写真が掲載されているので併せて読むといいかんじです。
「全対安全パッゲージ」「プロ4イン1の製品に70%以上を貯金」「パソコンヴィルス」…。
貯金?
日本人が意図的にこういう間違いをするのは、なかなか難しいな…。
8月1日追記
・セキュリティソフト風アドウェアの脅威が継続~ウェブルート7月度調査(INTERNET Watch)
流行ってるようですねぇ…。
・ソースネクスト、更新料を取らないアンチウィルスソフト発売:SKY WATCH
・「パスワード保護付きZIP」を悪用したウィルス:SKY WATCH
・自称『Safety Browser』本当はウィルス:SKY WATCH
・ネット詐欺の新手口「ツークリック詐欺」:SKY WATCH