Win98系(Win98/98SE/ME)サポートが、7月で完全に終了するらしい。
・Windows 98/98 SE/Meのサポート、今夏で打ち切りへ(ITmedia)
・Windows 9xに別れを告げよ (eWEEK/ITmedia)
トピク見たとき「あれ、もうとっくに終わってるじゃん?」と思ったのだが、eWEEK(ITmedia)の記事を見ると
「Windows 98、Windows 98SE、Windows Meに対する緊急セキュリティアップデートは2006年7月11日で終了します。この日以降、どのようなセキュリティアップデートも提供されません」ってことか。
確かに今現在も深刻な問題に対するセキュリティパッチは提供されてるんですよね。
で、それも打ち切りになると。
もう大分前からWin95に対するパッチは一切出なくなってるわけですが、それと同じ状態になるんだな。
ただ記事にある通り、問題は乗り換えの仕方だ。
7月に打ち切りということは、そのタイミングでマシン(OS)を買わないとないわけだが、7月だと当然、Vistaは発売されてないので、XPマシンになる。
しかし、散々書いてるがXP-Homeのサポート期限、「製品寿命」は残り3年程度しかない。
まぁ7月の段階で中古のXPマシンを買っておいて、Vistaがこなれてくる2年後くらいにVistaマシンを買う、という手もあるが、どうも二度出費になるのが頂けない。
とはいえ、7月の段階だとVistaへのバージョンアップクーポンがついたマシンなんて無いだろうし……なんかなぁ、スケジュールが中途半端なんだよな…。
これが、Win9xのセキュリティパッチ(緊急)は12月末まで、Vistaは11月発売、とかいうなら「乗り継ぎ」に都合がいいわけです。
あるいは、XPのサポート期限が残り4年くらいあるなら、それもアリだろう。
しかし、XPのサポート期限は3年あるかないかだし、Vistaは1月まで出ないし…。
旅行するとき、交通機関の乗り継ぎって確認するけど、電車が途中で事故って遅れたりすると、その後の乗り継ぎが片っ端からズレまくって大変なことになったりします。
特に田舎のバスや電車は1時間に1本、とかザラだから大変なことになる。
今回の件もそんなかんじだな。結局、Vistaの発売が延期されたのが悪いわけだが、凄まじく接続の悪い路線になりはててる。
中古のWin2kマシンでも買ってVista発売までやり過ごすのがコスト的に安く済むのだろうか? うーむ。
やっぱ早いとこアップグレードクーポンつきのXP-Home(パッケージ版)を出して欲しいな…。そうしてくれれば話は簡単なのだが。
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