MSが先日発表した文書フォーマット「Metro」。
「PDF対抗フォーマット」という報道のされ方。
・MS、PDF対抗の文書フォーマット「Metro」を披露(IDG/ITmedia)こういうかんじで。
Longhornに組み込まれる文書フォーマット「Metro」は、AdobeのPostScriptやPDFに対抗する技術のようだ。Metroファイルは専用のクライアントがなくてもIEなどで開ける。(略)
ちょっと騒ぎすぎじゃねーのかなぁと思いつつも、まぁいいかと流してたら、PC Watch.で本田氏が面白い解説記事を出してまして、
・本田雅一の「週刊モバイル通信」:新フォーマット“Metro”は、PDF対抗技術か(PC Watch)
これ読んで、なるほどねー、と納得。
どうも欧米(というか米国)メディアの扇動くさいな。
そう思ってたら、今度は CNETにも記事が出てました。
・マイクロソフトの「Metro」はPDFキラーになるか(CNET)
やはりどうも騒ぎすぎ(本田氏の見方が正しい)な気がする。
単純な印刷データの受け渡しにはMetroを使う。異なるOS間とか、少しリッチなことがしたければPDFを使う。
それだけのことで、完全に競合するわけではなさそうだ。