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任天堂、コントローラの特許侵害訴訟で敗訴

N64のときの不況はなんのその、今をトキメく任天堂・Wiiについての訴訟沙汰。
任天堂、コントローラの特許侵害訴訟で2100万ドルの支払命令:ニュース(CNET Japan)
なんだそれ、と思って記事を見たら「振動機能付き3Dコントローラに関するもの」だそうで。
「振動機能つきコントローラ」というと、PSのデュアルショック訴訟が前例にあり、SCE側が負けていますが、それとは違うんだろうか。
記事を見ると「3D」というのがポイント?
でもSCEやMSを訴えたのは「Immersion」であって、今回の原告「Anascape」とは社名が違うよなー。
記事の、

陪審は、Wii リモコンとヌンチャクのコントローラは同特許を侵害していないが、Wii用のクラシックコントローラ、ウェーブバード、Gamecubeのコントローラは侵害していると結論づけた。
…というのがポイントか、と思ったので調べてみたら、「クラシックコントローラ」と「ゲームキューブのコントローラ」はほぼ同じデザインなのですね。
コントローラ - Wii(任天堂)
このデザインと振動機能つき、アナログ入力というのがポイント?
でも、この件、MSと任天堂は訴えられているのにSCEは訴えられてないのですね。

訴えられた当時の記事を見ても、
米Anascapeがコントローラー特許で任天堂とマイクロソフトを提訴 (iNSIDE)'06/08/04
「特許はアナログセンサー、フォースフィードバック、振動メカニズムなどコントローラーに関するもの」ですが、「Anascapeは両社がどの特許を侵害したかは明らかにしたものの、どのように侵害されているのかどうかは明示していない」そうで…。
Immersion訴訟との差異が、どうもよくわかりません。こういうとき英文が読めないと困ります…。

ちなみに、Immersion訴訟の際もMSは早々に和解し、後になって和解金のキックバック取引が暴露されていましたが、今回のAnascape訴訟でも、

裁判資料によると、Anascapeは同特許を巡ってMicrosoftも提訴していたが、裁判が審理に入る直前の5月1日に和解している。
…らしく。
……またなんか取引してんのかなぁ…。勘繰りすぎかなぁ…。

終結したはずの「デュアルショック訴訟」後日談:SKY WATCH'07/06/30

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