以前、米国政府がネット検索サービス企業に対してログ提出を要請し、拒否したGoogleとの間で法廷闘争になりました。
それが念頭にあるのか、こんな発表が。
・米Google、検索サーバーログの匿名化を発表(INTERNET Watch)
さて「匿名にしてくれるんだー」と思う人と、「今まで違ったんかい」と突っ込む人、どちらが多数なんでしょうか。
ちなみに私は後者です。
もっとも、ここでいう「匿名性」というのは、
Googleはこれまで利用者が検索する際にクエリー内容、IPアドレス、Cookieなどのデータをサーバーにログとして記録していた。同社はこのデータをサービスの品質向上やビジネス用途に使用していたという。なお、こうしたことは利用パターンやシステム上の問題を解析するために一般的に行なわれていることである。という意味に過ぎず、また「今まで記録されてたもの」というのもこのレベルのものにすぎないわけですが。
しかし、検索ワードの分析のためにキーワード等を保持してるというのは知っていたけど、生IPまでログに残してたんだなぁ。
保持制限をつけずに。
そっちのほうが驚きだ。
ま、あくまで「24ヶ月以内に削除するのを原則にする」というだけで、今までも逐一削除はされてたんだと思うけど。
というか、思いたいけど。
でもGoogleの規模になると、一日でどんだけのアクセスログが溜まるんだろう。
圧縮かけても、相当いくんだろなぁ…。そっちのほうが気になる。.