ソースネクストが更新料を取らない「ウィルスセキュリティZERO」を発表したのは去年の5月。
その後は残念ながら特にこのモデルを追随するメーカーは出てきませんでした。
最近「ウィルスセキュリティZERO」が雑誌扱いでコンビニに並んでるのを見掛けて「更新料取らなければこういう販路もあるのか」とちょっと感心してたんですが、ついに「更新料ゼロ」を追随するソフトが出ました。
・イーフロンティア、更新料無料のセキュリティソフト「ウイルスキラーZERO」(CNET Japan)
・イーフロンティア、更新料0円のセキュリティ対策ソフトを発表(INTERNET Watch)
ウィルスキラーZERO。
3940円。
ソースネクストの「ウィルスセキュリティ」は無名な「安いソフト」という存在でしたが、今回の「ウィルスキラー」は「ウィルスセキュリティ」よりはメジャーなかんじのソフト。
まぁ「ノートン」や「ウィルスバスター」からの対比だと、似たような位置関係ですが。
しかしそれでも「ゼロ円」市場に新規参入が出たというのがすばらしい。
このまま半年に一回くらいの割合で、シェアが低い順に「ゼロ円」参入してくれれば…いいなぁ…。
「NOD32」あたりが参入してくれればバンザイなんだけど(笑)。まぁ無理か、さすがに。
「ノートン」や「ウィルスバスター」は更新料ゼロにはしないだろうけど、その分、1ライセンスあたりの利用可能数を増やしたり、アンチスパイウェアソフトを同梱したり、そういうサービスで「高い印象」を薄める戦略でいくのだろうな。
昔は「1ライセンス」=「PC1台」だったのが、今だと2台とか3台に入れることができるのを考えたら、大分安くなってるし。
さて次にゼロ円になるのはどこだろー。
・ソースネクスト、更新料を取らないアンチウィルスソフト発売:SKY WATCH
・セキュリティソフトの世界シェア、シマンテックが圧勝:SKY WATCH