ツンデレテレビ

「ヲタク商法」にウンザリする、というのは何回か書いてますが、今回はちょっと笑ってしまった。
元々はMSN毎日で見つけたのだが、まんたんウェブのほうにアーカイブがあったので、そっちをリンク。
・ツンデレ：「萌え」超える？　ワンセグテレビまで登場(まんたんウェブ/MSN毎日)
テレビ操作の際に音声ナビがついているのだが、そのナビの内容が、

最大の特徴は、「ツンデレナビゲーションシステム」と名付けられた音声ガイド機能だ。最初に電源を入れると、いきなり「テレビでも見る気！？」とつっけんどんな言葉をかけられ、画面の明るさを暗くすれば「く、暗いわね！」と冷たく突っ込まれる「ツンモード」の音声で使用方法をガイドされる。
だが、使い込んでいくと、ボリュームを下げれば「静かにするねぇ～」、明度を下げれば「暗くしまぁ～すぅ」とちょっと甘えた「デレモード」の音声に変わり、電源オフのボタンを押せば、「え～、帰っちゃうの？」と名残り惜しそうにしてくれる。

ただ問題なのは「仲良くなるとデレになる」んだとすると、一定期間経過後は、延々と「デレ」のままなんだろうか？
ツンデレは、そもそもその「ギャップ」に楽しみ（価値）があるのに、「デレ」だけになったら面白くもなんともなかろう。
それともたまにはツンツンするんだろうか？
一定期間ごとにリセットしないとないとしたら、それはちょっと頂けないけれど、どうなんだろう。

念のために他社記事を調べてみたらITmediaにも記事があって、
・ツンデレ標準搭載のワンセグテレビ(ITmedia)
こっちには「せっかく仲良くなっても長期に渡って電源を入れずに放置していたりすると、再びツンツンに戻ってしまうらしい」とある。
しかし逆に言うと、一定期間放置しないと（毎日使ってると）デレのままなのか。
……それはダメじゃないかなー…。
電池が切れかけるとイライラツンツンするとか、電波状況が悪くなるとイライラツンツンするとか、なんかそういう仕掛けも欲しいな（書いてないだけで、あるのかもしれないが）。

でもこういうコンセプトの商品は前からチラホラ出てるけど。
中古で売り払うときとか、人を呼んだとき（使わせるとき）に、恥ずかしいよね…。
更に数年後、リサイクルショップにツンデレテレビが売ってあったら、なんともいえない気分に襲われること間違いなし。
その辺が問題だよなぁ…。
・「オタク三原則」：SKY WATCH