次期Windows OS「Windows Vista」。
発売日に関しては紆余曲折あった末、最終確定として企業向けが11月30日、一般向けが1月30日リリースと発表された後も先月くらいまで、再延期されるんじゃないかという憶測がくすぶってましたが…。
・マイクロソフト、「Windows Vista」開発を完了(CNET Japan)
・Microsoft、Windows Vistaが完成。発売日を正式発表
・Windows Vistaの開発が完了、一般向け発売日は2007年1月30日(INTERNET Watch)
・Windows Vistaの開発完了,「企業向けは11月30日,消費者向けは1月30日に発売」(ITpro/日経BP)
ひとまず完成ですね。
もっとも、企業向けのボリュームライセンス(VL)自体も一種の「βテスト」だという悪口もあるので、そういう意味だとアレですが(笑)。
ただ個人向けの「1月30日発売」自体も死守されたようで。
「クリスマス商戦を外したんだから、いっそ来年春まで延期しても一緒」という見方もあって、私も来年春('07年3月末)くらいまでは再延期されるんじゃないかと思ってたクチです。
IT系ニュースサイトのレビューではVista RC1は「酷い出来」だといわれましたが、秋口に出たRC2になって急速に完成に近付き評価が一転してましたが、なんかそのまま最後の一頑張りで出来ちゃったかんじですかね。
もっとも、MSの開発チームはここで一休みとはいかず、このままSP1に向けて猛ダッシュを続けないといけませんが(笑)。
して、VL版はどうせ企業(法人格)ユーザーだけしか手に入れられないんだろう、と思ってたんですけど、PC Watchに面白い記事が出てました。
・個人でも一足先にVistaを入手できるボリュームライセンス(PC Watch)
もちろん、個人向けパッケージに比べたら「気軽に買える」モノではありませんが、SOHOで複数台のPCを使ってる人には意外といいのかも?
ちなみに、今回の「開発完了」とは、つまりコードが完全に完成して、「生産」段階に入ったことをもって開発完了といっています。
各社の記事にあるとおり「RTM(release to manufacturing)=製造工程向けリリース」と言います。
…で、これ、まぎらわしくありません? と、どうでもいい雑談をしたいわけです。
つまり、「RMT」(Real Mony Trade)=仮想マネーの現金化、と混乱しませんか、と。
私はします!
……え、いや、だからなに、と言われると部屋の隅っこで体育座りするしかないわけですが…。
冷静に考えればわかるんですが、一瞬どっちがどっちだか判断に迷いま…せん?
11月19日追記
・Windows Vista一般発売までの長い12週間--残された作業とは(CNET Japan)
Vistaでは今までのドライバが一切使えなくなるため、今一番バタバタしてるのは、MSのチームではなくPCメーカーのチームか…。