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レベルファイブ、自社ブランドでNDS参入

ゲーム制作会社「レベルファイブ」というと在る程度ゲームに詳しい人には有名な存在です。
しかし、あくまで「制作会社」であって、開発を自社で行っても実際の販売はSCEやスクエニブランドからでした。
いくら「詳しい人にとって有名」でも、やはりそこは「自分のとこのブランドで出したいよなー」と思うのが人情というもの…。

レベルファイブ:DSソフト発売へ 任天堂ゲームへ初参入(MSN毎日)
ゲーム開発会社のレベルファイブ(福岡市中央区)は11日、任天堂のゲーム機に初参入するタイトル第一弾となるニンテンドーDS用ゲーム「レイトン教授と不思議な町」(07年2月15日、4800円)を発売すると発表した。(略)
…で、このニュース。

「ゲーム開発会社のレベルファイブは11日、任天堂のゲーム機に初参入する…」。
ん? と思ったわけです。普通こういう場合、「スクウェアエニックスは…」とか「SCEは…」と出て、その後に「開発はレベルファイブが担当する」とかくるわけです。
しかしこの記事は「レベルファイブは…」。
あれ? と思ったので確認したところ、NDS「レイトン教授と不思議な町」は「制作・発売:株式会社レベルファイブ」とクレジットされてます。
レイトン教授と不思議な町(会社公式)
祝、自社ブランド発売。
…かな? たぶん、今回が初めてだと思うんだが。

ただ、チュンソフト(中村光一氏の会社)といい、クライマックス(内藤寛氏の会社)といい、自社ブランド発売を果たすも、その後挫折してる会社も多々あるわけです。
今回、開発費が比較的安く済むNDSなので自社ブランドということになったんだろうし、今後は「NDSで自社ブランド発売をしつつ、スクエニ等と組んでPS2などにソフトを供給する」ようなカタチになるんだと思いますが、ヘンな欲を出したり増長しないで地道にやってってほしいもんです。

PS2、PS3と開発費の高騰が続き、世界的にデベロッパーとパブリッシャーの分業化が進んでいます。
自社で「開発・発売(販売)」をできるのは世界的に数社に絞られ、後の会社は開発だけを行い個別プロジェクトごとにパブリッシャーと契約する(つまり、タイトル毎にEAやスクエニ、コナミ等から開発費を援助してもらい、各社のブランドで発売する)ようになると言われています。
そんな中でNDSとはいえ自社ブラントで打って出る気概は素晴らしいと思うんですが。
下手に自信過剰になってPS3なんかで大博打打つと一夜にして会社消滅の危機も有り得るので、そこのとこはよくよく自制して欲しいなと思う次第。

ちなみに会社サイトを見たら、同日(10/11)に会社ロゴが新しくなったようで、意気込みがヒシヒシ。
株式会社レベルファイブ
「買収された」とかいう話が多かった最近、こういう話は久しぶりかな?

10月12日追記
ゲーム史上最大のナゾに挑む――レベルファイブ新作ソフト発表会で新たな事業展開も(ITmedia)
レベルファイブ、パブリッシャー事業を開始。第1弾は“ナゾトキ”アドベンチャー、DS「レイトン教授と不思議な町」(GAME Watch)
ITmediaとGAME Watchにも記事が出てました。やはりパブリッシャーとしての仕事とデベロッパーとしての仕事、両輪でいくようですね。

コナミ、「メガサイバー」を買収:SKY WATCH

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