なんとなく書きそびれていたサウンドノベル『街』の話。
ITmediaに中村光一さん(チュンソフト)のインタビュー記事が出ていたので、まとめて書いてしまおう。
・業界に一石を投じたジャンル“サウンドノベル”を今一度振り返る(ITmedia)
「サウンドノベル」が出た経緯については、多分今までもゲーム雑誌の記事にはなってるんだろうけど、私はSFCの頃は子供だったし、SSの頃は「PS派」でSS系の雑誌は読んでおらず、サウンドノベルについて細かい経緯を知らなかったので勉強になりました。
あと「なんで『街2』が出ないのか」の話も納得。
まぁ「『街』が売れなかった」というのは知ってましたが、PS版もそんなには売れなかったんだな。これはちょっと意外。
ただもし今『街2』を作ろう、ということになっても、今だと素材を用意するのが大変だろうな。
これだけ年月が経ってると『街』のときに出ていた人は、もう成長したり年老いて人相変わってる筈だし、プレイした人ならわかるだろうけど、『街』のTIPとかに出てきた子役、もう小学校高学年とか中学生くらいになってる筈だ(笑)。
すると「よく似た人」を使うか、全くの新シリーズとして作るしかない。
まぁ『街』が思ったほど売れず、続編を出せずにいるうちにこれだけ年月が経ってしまって、もう出したくても出せない、というのが現実なのか。
改めてプレイすると色々とある伏線(TIP)が物悲しいです。
・“知る人ぞ知る名作”ではもったいない。実写映像が映えるPSPでこそプレイしてほしい(ITmedia)
・セガ、PSP「街 ~運命の交差点~ 特別篇」チュンソフト、中村光一氏が語る「街」そして新作「かまいたちの夜×3」(GAME Watch)(インタビュー記事)
・セガ、前作より4年、物語は遂に完結する!!PS2「かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相」(GAME Watch)
あとGAME Watchのインタビュー記事ではさほど気にならなかったのだが、今回ITmediaの記事を見て改めて思った。
中村さん老けたなー、と…。
勿論この「老けた」というのは私の頭の中のイメージと比較して、という話で、中村さんの実年齢を考えた場合、これで普通なわけだ。しかし私の頭の中で中村さんというのはもっと若い、童顔のイメージのままなので、今回ITmediaの写真を見て「うーん」と思ってしまった。
でも今や「PS/SS」のゲームは「オールドゲーム」扱いされる時代だしなぁ…。
月日が流れるのは早いものだとしみじみ思って、なんかしょんぼりだ…。