えー、お気付きの方もいるかもしれませんが、私は詐欺の手口をウォッチするのが結構好きです。
いえ、誤解しないで欲しいのだけど、あくまで「うわー、こんな新しい手口が…」と情報集めるのが好きなのであって、それを悪用してどうこうって話ではありませんし、賞賛する気もないです(この点誤解なく)。
で、新しい手口。
・「ヤフオクの利用期限が切れた」とカード番号を詐取するフィッシング(INTERNET Watch)
メールの送信元は「@yahoo-inc.com」というドメインを利用してるそうだ。
「プレゼントが」とか「あなたが落札しましたので」(以前あった手口)よりも、今回の「アカウントの有効期限が切れそうなので、認証してください」のほうが「自然」といえば「自然」か?
幸いなことに、今のところ被害は発生してないそうですが、これは騙されるかも…と思った。
最も、日本のYahooJapanが、Yahoo.co.jp以外からメールをよこすことなんて有り得ない筈なんですけど。
一方、古典的だなー、と思ったのがこっちの手口。
・Gmailを装い架空の支払いページへ誘導するフィッシングサイト(INTERNET Watch)
「賞金が当たったので登録料を払ってください」。
これはまぁ昔からありますが。個人的には「これ騙される人いるの?」と思ってしまう。あまりにも陳腐すぎて。
でも騙される人がいるから、「昔からある」んだろうなぁ…。
最初に書いた通り、私はその手の情報を集めるのが好きなのだけど、普通の人はそんな情報集めたりしないんだろうな。
詐欺の手口はバリエーション(派生パターン)は色々あるものの、根本的な手口・考え方は一緒なので、もし興味ある人がいたら(詐欺にあいたくない! という人は)、一度本屋に行って「詐欺の手口99」とか、そういう本を買ってきて読んでみるとタメになると思います。
500円くらいの文庫で色々あるので。
ああ文庫といっても角川とか講談社ではなく、「にちぶん」とか「河出」です。えーと、なんていうかな…。
「ムー大陸は存在した!」とか「実際にあった怖い話」とか、そういうアレなかんじの文庫本の並びにある筈です、はい(笑)。
棚を見てるとちょっとだけ他の客の視線が気になりますが(失礼)、タメになる本があるので時間があるときにでも眺めてみると良いかと。