Webブラウザ「Firefox」。
色々な情報見てると、国によってシェアの差が色々あって面白いんですが、日本で街頭プロモをしたそうだ。
・秋葉原でメイドさんがWebブラウザ「Firefox」を配布(ITpro/日経BP)
何処がやったんだ、と思ったら、「Mozilla Japan」と「もじら組」らしい。
んー…これ、効果あるのか? と不思議に思ってみた。
えーとですね。
「秋葉原」に来る人というのは、まぁ大抵はPCに在る程度詳しい人でしょう。
更にメイドのコスプレしてる人から堂々と販促物貰える人、というのも、まぁそれなりの濃さの人だと思うんですよ。
その層って、Firefoxのことは知ってる筈だし、インストールしてるんじゃないの? と思うわけです。
あるいは知ってて、その上で自分の判断でインストールしていない人。
そういう人にCD-ROM配って効果あるんだろうか?
一般的な商品の販促であれば、「ヲタな人に販促物を配る」というのは正しいと思う。
コアになる購買層にアタックするのは正しい。
でも、今回の場合「フリーで配布されているFirefoxの認知度を上げる」のが目的なわけだ。なのに、「既に知ってる人(知ってる率の高い層)」にアタックしても無意味じゃ…?
Firefoxのシェアや認知度をあげたいなら、初心者の層を取り込まないとないわけで、だったら新宿とか六本木とか、表参道とか、あっちで配るべきじゃないのかなー…。
勿論、メイドコスは禁止だ(笑)。その場合は、スッチーのカッコをさせるなり、和服着せるなり、水着着せたほうがいいだろうけど。
そんなわけで「んー????」と不思議に思った次第。
今後も渋谷などでもやるそうですが(メイドでやるのかは書いてない)。
んで、ブラウザシェアの情報が出てます。
・「Firefoxの世界シェアは12.9%に,ドイツでは39%」,OneStat.comの調査(ITpro/日経BP)
去年も話題になりましたが、相変わらずドイツのFirefox利用率(39%)がスゴイな…。