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ウィルコム、'07年の株式上場へ向けて準備中

PHSを利用した無線データ通信で一人勝ちしているのがウィルコム(Willcom)。
データ通信だけではなく、最近は通話の完全定額制サービスを開始したことでユーザー数がかなり増えてるようですが、ウィルコムは今のところ非上場企業。
しかし来年秋に上場予定のようで。

ウィルコム:株式市場への上場準備進める 八剱社長明かす(MSN毎日)
簡易型携帯電話(PHS)大手ウィルコムの八剱(やつるぎ)洋一郎社長は6日、07年10月ごろを目標に、株式市場への上場準備を進めていることを明らかにした。東京都内で開いた新製品発表会見の終了後、記者団の質問に答えた。同社は04年、前身のDDIポケットを米投資ファンド「カーライル・グループ」が買収し設立。カーライルは新生ウィルコムに関し「3~5年後の上場を目指す」としていた。(略)
ウィルコムの規模なら、何か特別なことでもない限りはIPOできるでしょうね。
普通、一定規模の通信会社は上場してるもので、今まで非公開だったことのほうがヘンな話ではあるんですが。

言うまでもなく、ウィルコムは元々は「DDIポケット」と言い、PHSが携帯電話に駆逐されていく中、苦肉の策として始めた「AirH"」のおかげでなんとか生き長らえ、カーライルグループ・京セラの買収によりKDDIグループから離脱(但し、KDDIは今でも10%保有する大株主)。
社名変更して現在に至るので、上場していなかったのは仕方ないと言えば仕方なかったんですけど。
上場することで真の独立国家独立企業になれるのかなとも思ったり。

ただウィルコム、右肩下がりの泥沼から脱却しているとは言え今後の戦略が課題か。
今のところ価格面やデータ通信機能のおかげでドコモなどとは棲み分けができてるし、無線LAN(ホットスポット)とも直接競合してませんが、今後はeAccessが携帯事業に参入することでウィルコムも価格競争に晒されるでしょう。
ソフトバンク(ボーダフォン)も低価格戦略とデータ通信機能をPRしだすだろうし、そうなるとどうやって規模拡大するのかという話になります。
今ウィルコムはACCAのADSL回線の販売代理店をしていますが、それだけでは頭打ちは目に見えている。

ソフトバンクとeAccessの攻勢が予想される中、そろそろワンセグ放送とか何か新規事業を開拓しないと、成長の限界に達しそうに思うのだがどうだろうな。
新規上場を果たした後、資金をどう使うのか気になるところ。
何か「副業」を立ち上げるのか、あくまでPHS事業を拡充していくのか。
ま、まだ一年以上先の話ですけども。
DDIポケット、カーライルと京セラが買収(INTERNET Watch)'04/06/21
WILLCOM|沿革(Willcom公式)

Willcom、ADSL事業に進出:SKY WATCH
Willcom 音声通話の定額プランを発表:SKY WATCH

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