記事タイトルに「ネットインフラ」とあるので、ネットインフラただ乗り論の話かなと思ったのだが、今回のはもっと現実的な話。
都心部のデータセンターの物理的な容量が限界に近いそうです。
・ネットインフラが悲鳴 「ネットテレビ+デイトレ」のダブルパンチ(ITmedia)ってことで。
「データセンターが危機に瀕している」――動画配信サービスの普及や金融サービスのネット化加速により、データセンターやIXの処理能力が限界に来ていると、野村総合研究所が分析した。都心部のデータセンターはすでにパンク状態だが、ニーズは都心部に集中し続けているという。(略)
ただ覚えてる人もいるかもしれませんが、何年か前に政府が「東海地震」の被害予想を出したときに、都心のデータセンターはもっと分散すべきだという話が出たんですよね。
危機管理の点から、東京に集中させないで北海道や沖縄に分散させたり、バックアップ用のサーバーを置いておけと。
自然災害は当然ながら、テロにも弱いため危ないぞと少しだけ話題になったんですが。
…この記事を見ると、なんかそんな話はもうどっかにいっちゃってるのかな…。
ただ逆に言うと物理的な限界に達してくれれば「止むを得ず」、結果的に分散化されるので、ポジティブシンキングでいくとイイことな気も(こんなこと言うと怒られそうだが)。
確かに最初はコストがかかるだろうけど、在る程度分散されてしまえば危機管理の面でもお得なわけだし。
沖縄の米軍移転に伴って、その「空き地」をデータセンター化しようという話も出ていた筈なので、これがいい意味で「きっかけ」になればなと思ったり。
確かに人材の問題はあるだろうけど、人材は卵が先が鶏が先か、需要が先か供給が先かという部分もあるしな…。
うーん。定年退職した技術者に沖縄に移住してもらって働いてもらえば…。
若手技術者の育成も兼ねて。地域振興にもなるし。離島・農村暮らしがブームだし。
ダメか?
うん、詳しい人が読んだら怒られそうな気もしますが、まぁ素人の戯言なので流してください、はい。