偶然の一致でしょうが、CNETに対照的な記事が同時に掲載されてました。
「オープンソースコミュニティと良好な関係を築く IBM」と「オープンソースコミュニティと冷戦状態になった Apple」。
・IBM、Firefoxをサポート--社内利用を促進へ(CNET)
・アップルとオープンソースの冷え切る関係--SafariのコードをめぐりKDEと対立(CNET)
両方ともオープンソースブラウザを巡っての話。
IBMと各種オープンソースプロジェクトの関係は言わずもがなですが、ホント対照的だ…。
Appleはもうちょっと仲良くしたほうがいいと思いますがね。「OS X」の基幹もオープンソース製品なんだから。
追記
・「Java 10周年」以後のSunの未来(eWEEK/ITmedia)
・OpenOffice 2.0に対し、フリーソフトウェア支持者が「Javaを使いすぎ」と批判(eWEEK/ITmedia)
Apple以外にも「揉め事」はありますけどね。
6月8日追記
・アップル、新プロジェクトを立ち上げ--オープンソース開発者との関係修復へ(CNET)コトが表面化して一ヶ月。
(略)AppleのSafariプロジェクト担当エンジニア、David Hyattは7日、「Safariチームは、自分たちの仕事のやり方を大幅に改めること、そしてこれらの変更は即刻開始されることを発表する」と自らのブログに記している。「われわれは今後、開発者コミュニティと積極的に関わっていく。IRCやメーリングリストにも頻繁に顔を出す。ぜひみなさんにも参加していただきたい」(Hyatt) (略)
ようやく「一時停戦」。
冷戦が本当に終わるかは、Appleの行動次第、と。