坂口博信氏が Xbox用RPGをプロデュース

あれ？　と思ったのだが。

・マイクロソフト、坂口博信氏率いるミストウォーカーが、次世代Xbox用RPGをプロデュースすると発表（PC Watch）
マイクロソフト株式会社は、次世代Xbox用RPGの開発に、坂口博信氏が代表取締役社長を務める株式会社ミストウォーカーが参加することを発表した。
坂口博信氏は、2001年2月まで株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)の代表取締役副社長を務め、同社の開発部門を統括していたクリエイター。「ファイナルファンタジー」シリーズを始め、さまざまなタイトルの開発に携わってきた。
ミストウォーカーは、Microsoft Game Studiosが日本で制作する、次世代Xbox用RPGを2本プロデュースする。（略）

そういえば坂口さんってスクウェア辞めてたんだっけ。
確か業績不振の引責で辞めたんだったかな…というところまでは思い出せたのだが、会社設立してたところまでは知らなかった。
昔の記事を漁ってみると、'01年2月8日時点で、

・スクウェア、業績不振により代表取締役会長ほか3人が辞表提出
株式会社スクウェアは、代表取締役会長「武市 智行」氏、代表取締役副会長「坂口 博信」氏、取締役「平松 正嗣」氏の3人が、8日辞任届を提出したと発表した。
武市氏の辞任は、スクウェア3月期の業績が創業以来初の赤字となり、店頭公開以来初の無配当になるとの見込みに対する引責だとしている。
（略）現時点で新しい代表取締役および取締役の就任予定はなく、武市氏は「契約顧問」として、坂口氏は「エクゼクティブプロデューサー」として専属契約を締結し、平松氏は「執行役員」として、それぞれがスクウェア社内で引き続き業務を行なっていくとしている。

とある。…うん？

取締役を辞任しても専属契約で社内に残る、とある。しかし会社を設立してるってことは…？
スクエニとの関係が現時点でどうなってるか不思議だ。
大体、ゲーム業界はスタッフが独立してもケンカ別れでもない限り、元の会社の外注（開発元）として仕事していくことが多いわけですが。今回の件には、スクエニは噛んでないらしい。うーん…。

3月3日追記
MS側の担当者のインタビュー記事。
・FF生みの親の参加で次世代Xboxはどう変わるのか（ITmedia）

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