今までスタンドアロンでは出さないと言っていた IE7ですが、方針転換でリリースとの話。
・MSが方針転換、IE 7.0をSP2向けにリリースへ(ITmedia)・次期IEはスタンドアロンで--マイクロソフト、方針を大転換(CNET)
米Microsoftがこれまでの方針を転換し、ブラウザ新版「Internet Explorer 7.0」をリリースする。この夏にβ版を公開予定。ビル・ゲイツ会長が2月15日、米サンフランシスコで開かれたRSA Conferenceの基調講演で表明した。
IE 7.0はWindows XP Service Pack 2(SP2)に対応する。現在の拡張性と互換性を維持しながら新レベルのセキュリティを追加。フィッシング詐欺、不正ソフト、スパイウェアに対する防御の強化を図る。(略)
・「IE 7.0ベータ版を夏に公開,個人向けAntiSpywareは無償で」――Gates氏(IT Pro/日経BP社)
・IE 7だけではない、MSのセキュリティ強化策(ITmedia)
XP SP2用で、夏にはβ版リリース予定とのこと。ただCNET.のほうを見ると、Win2kに関してはサポートされる可能性もありそうですね。
でも、そもそも、XP SP2のIE6 は、IE6.5くらいなわけで…。
IE7を XP SP2用にするなら、今 XP SP2用に搭載してるものを他OS用のスタンドアロンとしてリリースしてほしいものです。
また、アンチスパイウェアとしてテスト公開されていた「Windows AntiSpyware.」は元のソフトがシェアウェアだったため、有償提供になるだろうと言われてましたが無償提供になるとのこと。
これもちょっと驚き。フリーソフトとしてリリースするとなると、Spybot S&D.等と競合することになるわけで、さて何処が「勝つ」やら。
参考までに。
・米Microsoftのセキュリティ・ソフト,その実力は?(IT Pro/日経BP社)
「Windows AntiSpyware」β版と「Windows Malicious Software Removal Tool」の批評記事。
・「Microsoft AntiSpyware」新版が公開:SKY WATCH
・MS.製ウィルス対策ソフト、日本語版も提供開始:SKY WATCH