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「ダウンロード違法化」著作権法改正案、国会提出へ

昨年、一年かけて盛んに議論されてきたiPod課金と、そこから派生してのデジタル著作権、「ダウンロード違法化」ですが、議論の一部を盛り込んだ著作権改正案がとうとう閣議決定されたようで。
著作権法改正案が国会提出、「ダウンロード違法化」など盛り込む(INTERNET Watch)
「ダウンロード違法化」「検索キャッシュ合法化」盛り込んだ著作権法改正案が閣議決定(ITmedia)

今年提出の運びになってるのは知ってましたが、意外とあっさり閣議決定・国会提出になりましたね。
まぁ国会審議はこれからで、しかも今後の国会の日程は混沌としてるので(国会自体が開店休業状態になりかねない情勢)、審議がどうなるかはサッパリですが、それでも順調に行けば来年1月から「違法アップロード品だと知りつつダウンロードするのは違法」になるようで。
もっとも、罰則規定がないわけで大きな影響は当分ないと思いますけども。

んで、実際どんな内容に落ち着いたんだっけかと漁ってみたら、今回の法案で違法と明文化される対象は録音・録画物、音楽・テレビ番組・映画の類だけで他のもの(プログラムや文章、画像=ゲームや小説、マンガも?)は対象外。
ただPCゲームの場合、ディスクイメージの中に動画や音楽が入ってる(mpeg形式でムービーが収録されてたり、mp3形式で主題歌が入ってる)こともあるので、そこはどうなんだろう。
多少、拡大解釈すれば違法とみなすことは可能な気はするのだが。
あと「ストリーミングは対象外」なので、Youtubeなんかを見るのはセーフです。

そんな内容なので私にはあんま関係ないなと思ったのだが、よく考えてみたらYoutubeを動画ファイルとして保存するためのサービスというもんが存在するわけです。
アレは「違法行為を幇助するサービス」として扱われるんじゃなかろうか? というのと、動画保存用のフリーウェアはどうなるんだろうなという二つが今浮かんだ疑問。

関係ない気もするけれど、昔、MP3やJpegの特許問題、不正競争防止法の改正(コピーガードを解除する手段を提供したらダメですよという改正、だったかな)の余波で幾つかのフリーウェアが公開停止や配布方法の変更を余儀なくされ、一時期不便な目にあったことを思い出しました。
その辺の間接的な影響がどれくらい出るのか気になるところ。
その手のサービスやソフトが公開停止になれば、2年くらい前の状態に戻るハメになるので、そこが気がかり。

今後、各種の論評記事や審議の進捗度に応じて報道がされるでしょうから、注目していこうかなと。
ちなみに違法化について「それなんだっけ」な人は、ITmediaのカテゴリを漁るのが分かり易いです。
「ダウンロード違法化」最新記事一覧 (ITmedia)
私も記憶が曖昧なので時間見て漁るつもり。

6月20日追記
5月12日に衆議院で、6月12日に参議院で可決され、原案通り成立しました。 ・「ダウンロード違法化」改正著作権法が可決・成立:SKY WATCH
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