「EU独自の………プロジェクト」という看板は、ここ数年よく見掛けますが、今度は検索エンジン。
・EU、独自の検索エンジン「Pharos」の支援を公表(INTERNET Watch)
ナニソレ、なのだが、
この計画は、通常のテキストコンテンツのほか、音楽や映像などのコンテンツの検索を可能とすることを目的としている。らしいです。
Pharosは、現在、EU加盟国9カ国の13機関が参画して研究開発をしている。今後は、EU加盟国におけるメディア、通信会社等が参画し、域内での統一した開発を行なえるようにする。今後3年間で850万ユーロ出資する予定。
んで、「Pharos」ってなんだろと思って「Platform for Search of Audiovisual Resources across Online Spaces」を機械翻訳したら、
「オンライン空間中の視聴覚のリソースの検索のためのプラットホーム」。
ニュアンスは理解。
なんかもっと哲学的な名称なのかと思ったら、意外と直球なのね。
で、たまたまだろうけど、
・「情報大航海プロジェクト」に46億円など、各省が2007年度予算案を公表(INTERNET Watch)
同日付けでこんなのとかも。
「Pharos」の主旨が『通常のテキストコンテンツのほか、音楽や映像などのコンテンツの検索を可能とすることを目的』という観点からいくと、日本の「情報大航海プロジェクト」は大正解なのか?
「情報大航海プロジェクト」に対する「金の無駄遣いだろー」批判に対しては、反論として、
・情報大航海プロジェクトへの批判と経産省の回答(ITpro/日経BP)
こんなのが出てたり。
経産省がマネジメントを間違えず、EUプロジェクトと張り合っていけば(切磋琢磨していけば)、5年後のインターネットは面白いかも。
ちょっとだけ期待。