古典的というと古典的な詐欺手法ですが。
・「Yahoo! BB」を騙って代引き商品を送りつける詐欺に注意(INTERNET Watch)
「YBB」という選択の仕方が、なんか絶妙…。
いや、これは単なる私の個人的な「思い込み(感想)」の話で、実際にYBBがそんなことするかというと、するわけがない。なので、そこは誤解なく。
「覚えがない代引きは一旦保留してよく確認してから支払いましょう」というのはごく当たり前の話で、防犯の初歩の初歩です。
でも、犯人、何故に今回「YBB」を選択したのか、その理由が気になります。
たまたま目に入ったから?
それとも何か他に考えがあってのことなんだろうか。
なお、この手の犯人の狙いは基本的に宛名本人よりも、宛名の「家族」だと考えるべきです。
例えば社会人の男性宛に荷物を出すと、留守を預かってる奥さんや母親、祖父母が「気を利かせて」支払いをしてしまうわけですね。
そのためにわざと、5000-1万円くらいの低額に設定する(今回は19800円らしいが、これが5万とか10万になると「そんな金ないから後でね」という話になる)。
ですから、「俺はこんなの騙されねーよ」って人は気をつけましょう、アナタが騙されなくても、アナタの家族が騙されます。
犯人の意図が不明ですが、例えば旦那がたまにネットオークションで何かを買ってる、というのを奥さんが知ってたとしたら、アナタの「奥さん」は気を利かせて払ってしまいませんか?
もっと他のデパート名だったり高級ブランド名なら疑うでしょうけどね。
そんなわけで、まぁよくよくご注意を。
10月23日追記
・商品代引き詐欺、「Yahoo!ショッピング」を騙る事例も発生(INTERNET Watch)
たぶん同一犯でしょうね。どうして発送名義を「使い分け」をしてるのか、よくわかりませんが。
なお、当然ながら、
ヤフー広報は、「Yahoo!ショッピングの名前で代金引き換えにて商品を送ることはない」とコメント。商品が届いた場合は受け取らず、Yahoo!ショッピングのヘルプページから連絡してほしいと呼びかけている。とのこと。気をつけましょう。