以前から広告のクリック詐欺(自分のアカウントの広告をクリックすることで不正に収入を得るネット詐欺)については色々言われてましたが、今年になってからかなり「うるさく」なってません?
気のせいかな。広告メディアとして成熟し始めたってことでしょうか?
そんな中、Googleが新しい機能を発表。
・グーグル、AdWordsを変更--クリック詐欺数の把握が可能に(CNET Japan)
・グーグル、アドワーズ広告に無効クリックのレポート機能を追加(Japan.internet.com)
今まで無かったんか、という気も…。
7月になってから更に色々記事が出ていましたが。
・クリック詐欺は13億ドル規模の問題に(ITmedia)
・「Googleのクリック詐欺対策は妥当」の報告書(ITmedia)
・Googleのクリック詐欺訴訟、9000万ドルに一部原告が異議(ITmedia)
・不正クリック問題に対する Google の真意とは?(Japan.internet.com)
そんな中での今回の発表。
偶然なのか、周到に準備してこのタイミングで発表したのかわかりませんが。
バナー広告でもクリック詐欺について色々論議があって、最終的にクリック単価が落ちて成果報酬型の広告増、というバランスに落ち着いたと記憶しています。
Googleも最近、成果報酬型の広告をGoogleAdsenseに取り入れようとしていますが、さて、GoogleAdsenseやリスティング広告は2年後、3年後、どの辺の位置に落ち着いてるやら。
今が多分、過渡期。運命の分かれ道なんだろうなぁ…。
7月28日追記
・Googleのクリック詐欺訴訟、裁判所が和解承認(ITmedia)
9000万ドルという和解金額に対しては一部原告が異議を唱えていたが、担当判事はこの金額での和解を認めた。