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電子マネー「ネットキャッシュID」が大量流出

昔はネットショップの決済というと代引きか振込み、クレカだけでしたが、最近は電子マネーで決済できる所も増えてます。
そんな中、電子マネー「ネットキャッシュ」で前代未聞のトラブルが。
「ネットキャッシュID」81,105個が流出、未使用分だけで3億円以上に相当(INTERNET Watch)
NTTカードソリューション、「ネットキャッシュ」ID81,105件分を流出(GAME Watch)
「ネットキャッシュ」約8万件のIDが流出か サーバに不正アクセス(ITmedia)
サーバーに不正アクセスされたようです。
流出したIDは「81,105個」ながら大半は販売前のもので、販売済みのIDは「30,686個」。
不正使用の被害額は現在確認されてるだけで327万円とのこと(最終的には増える可能性あり)。
不正使用にあってなくてもIDの交換、不正使用にあった場合も補償してくれるようなので、とりあえず残高のあるIDを持ってる人は残高確認を。
NET CASH

プリペイド式の電子マネーは厳重なパスワードがあるわけじゃないし、名義確認されるわけじゃないから、こういう風に流出すると弱いな…。
特に昔は現金で実際にカードを買って、そのカードに印字されているIDを使うのが普通でしたが、最近はネット経由で一度も現金や実カードを手にすることなく電子マネーのIDを取得・使用できてしまう。
自分の手元に一切証拠が残らないのはなんか怖いので、私は電子マネーはあまり好きではないのだが。

ただそうは言っても、私もポイントサービスで得たポイントを換金してネット銀行の口座に振り込み処理をし、その残高からサーバー代金を払ってたりするからな…。
「一度も現金を手にすることも「商品」の実物を手にすることもない」という意味では一緒か?
「でも電子マネーと違ってネット銀行だと振込み処理するときに二重にパスワード確認されるし」というのが唯一、心の拠り所。

セキュリティとは関係ないが貨幣価値の意識の問題として、これがコンビニに行って財布から現金を出してIDカードを買ってきて、それでもってネットショップで雑貨を買う、というんだと、プロセスの中に「現実」と「ネット」が混在してる分まだいいんだけど。
ネット口座から決済して電子マネーのIDを買いそれでアバターのアイテムを買うとか、ポイントを換金してサーバーのアカウントを買う(支払いをする)、というように一から十まで架空の世界で取引が完結しちゃうと、なんか変な所に思考が迷い込みそうになります。
子供の頃、RPGで遊んでいて「この金を現金化できたらなー」と思ったことありません?
なんかそんなかんじ。
何せ「支払い」に至る過程では一度も現金は手にしてないわけだし、「商品」(ネットサービスのアカウントだったり、アバターのアイテムだったり)自体もバーチャルな存在なわけで、実体があるかないかという意味でいけばRPGと一緒だと思いませんか?
まぁ決済は電子マネーで実際に買うのが雑貨や本、CDなら「具現化した実物」が送付されてくる分、までリアル感があって安心できますけど。

話が脇道に逸れすぎだ。
まぁ今回は不正アクセスを許したにせよ一般的なネットサービスよりはセキュリティは厳重なんだろうし、今回の件も不正被害にあった人に関してはちゃんと補償されるようで、その点安心ですが。
しかし日頃当たり前のように行っている「バーチャル取引」(ネット世界で全て完結している取引)について、一度考え直してみるのもいいかもしれません。
便利には便利ですけど、なんか怖い。
最も、被害額が「プリペイドカードの残高」に限定される分、クレカの番号が流出するよりはマシ、という考え方もできますけどね。

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