「SONY BMG」というと例の「RootKit」(過剰なコピーコントロール)問題のせいで悪いイメージが付きまとっていますが、新しいサービスを始めるそうな。
・SONY BMG、無料のミュージックビデオサイトを立ち上げ(ITmedia)・SONY BMGが米Brightcoveと提携,音楽ビデオをブログに追加する機能を提供(ITpro/日経BP)
SONY BMGが広告ベースの音楽ビデオサイトをスタートした。将来的にはプレーヤーのコードをブログなどに埋め込めるようにする計画。
・ソニーBMG、音楽情報サイト「Musicbox Video」のプロモーションでブロガーに期待(CNET Japan)
プロモビデオの鑑賞ができるサイト。
洋楽好きな人には嬉しい話か。
日本でも最近は新譜のプロモが期間限定で公開になることが増えてますが、過去のものを含めての常時公開は無いような?
しかしそうだなぁ、プロモーションビデオも映画やドラマと同等のブロードバンドコンテンツになるよなぁ…。
プロモのビデオって一部は販売されるけど、大半は3ヶ月くらいテレビで放映されて終わりだもんな。
特にマイナーな人のものは。
だったら音楽関係のサイトとか、Gyaoとかで公開して広告収入を得つつ、販促に利用したほうがいいよな。
で、そんな流れで思ったのがテレビ局のサイト。
「公開するコンテンツがない」というのはよく話題になりますが、テレビ局もプロモ掲載すればいいのだな。
…といっても本業のアーティストのは無理だから、所謂「企画モノ」のやつね。
えー、私は嫌いなので新しめの具体名は出しませんが、「マモーミモー」とかね(古すぎるか?)。
公開されてたら見るな、マモーミモー。
といっても「好きだったから見たい」とかじゃなく、「子供のとき、どんな子供騙しにあっていたのか確認するため」に見たい(内容が全く記憶に無い)。
バラエティ番組発で出たはいいけど半年くらいで消えたモノって多々あるわけで、なんかそういう歴代のプロモが置いてあれば見るな。
ま、痛すぎて芸人自身が公開を拒否することもあるだろうけどね…。
自局から出した企画モノグループのプロモは普通のアーティストのプロモや、普通のドラマに比べて権利処理がし易いと思うのだが。
音楽のプロモとかテレビ局自身の番宣アイキャッチなんかは結構良いコンテンツになるかもしれない。
うーむ。
ちなみに「GyaO」に関してはこういうインタビュー記事が出てました。
・視聴登録1000万人越えのGyaO ――編成局長が語る事業戦略(RBB NAVi)
いろいろと面白い話が載ってます。
GyaOは基本的に無料サービスとして続けていくようですね。ま、有料コンテンツを入れると「ShowTime」(USENと楽天が出資している動画配信サービス)とサービスが重複してしまうので、当然といえば当然か。
蛇足は脇において、「ブロモビデオの常時公開」は今後、他社も追随してくれると嬉しい限り。
よく音楽の試聴ってあるけど、どうせなら曲だけじゃなく、プロモ動画付きのショート版のほうがいいし。