ユーザーが動画ファイルを投稿・公開するサービスとして「GoogleVideo」と「YouTube」があります。
しかしどちらも二つの問題(著作権と収益源)を抱えているため、他社は当分追随しないだろうと思ってたんですが、米国Yahooも同種サービスを開始するようです。
・ヤフー、YouTube風の動画配信サイト「Yahoo Video」を公開(CNET Japan)
・米Yahoo!、ユーザーによる動画投稿も可能な「Yahoo! Video」公開(INTERNET Watch)
CNETの記事を読むと、投稿できるアップロードサービスをしつつ、「動画専用検索エンジン」的な位置付けを狙ってるのかな。
ただ、やはり画像や動画投稿サービスには著作権問題や「エログロ」の問題が付き物で、それを解決しないと幾ら人を集めても収益に結び付けることができないという問題があります。
・広告メディアにはまだ早い?-「YouTube」の魅力と危うさ (CNET Japan)
Yahooの場合は検索サービスと結びつければ、それなりにペイはできるんだろうし(リスティング広告で稼げるので)体力あるからイケるのかな。
一方でこんな話も。
・[WSJ] 「親バカメール」に悩まされる人たち(ITmedia)帝王切開ビデオなんて見たくないわ。
「かわいいわが子の写真をみんなに見せたい」――そう思うのは当然だが、何百枚もの写真に胎児の超音波写真、帝王切開ビデオと「見せたがり」の度が過ぎてきているようだ。
というか、自分の奥さんの裸(半裸というか、なんというか)を友達に見せられるという、その思考回路がどうもわからん。
子供が生まれた喜びで、そういうのが吹っ飛ぶんだろうか。
Yahooのサービスは「ブログなどの別のサイトにビデオを貼り付けることが可能」らしいので、そういうのが増えるんだろうな。
どうする、知り合いのサイトに行ったら出産シーンなんて動画がだーっと貼り付けられてたら。
私はかなり引く…。勘弁してほしい。
その辺のリテラシーが形成されるまでには一年とか二年とか時間がかかるからなぁ…。
早いとこ「暗黙の了解」が出来上がって欲しいものです。