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「原子力+風力」で水素燃料を大量生産?

すごい、なんかハイテクだなー、と思ったんですよ。記事タイトル見て。
原子力+風力=水素燃料、なわけで。さすが21世紀。バンザイ21世紀。
「原子力+風力」で水素燃料がガソリン並みに?(HotWired)
…でワクワクしながら読んだのだが。

風力は不要じゃないか…?

いや、なんかこう……私みたいな凡人では気付かないような、壮大な理由があるのかもしれないが。
話の基礎は「水を電気分解することで大量の水素が作れる。しかし、その電気分解するときに使用する電気を原油燃やして作ってたら意味がない」ってことなわけですよ。
そこで「よし、クリーンエネルギーの出番だ」てことで風力発電が出てくる。ここまではわかる。
風力発電で作った電気で水を分解して水素を作り、それで車を走らせる。ステキなエコシステムですよ。
そこまではわかるんだけど、その次に「いや風力だけだと発電量が不安定だ。それを補う手段として原子力を使おう」となってるわけだ。
それで原子力+風力という話なんだけど、原子力発電所を作るならそもそも風力いらないじゃん…?

や、これが火力+風力ならわかるのですよ。
風がビュービューで風力だけで十分発電できるときは火力のほうを止めればいいんだから。そうすることで原油の使用量と二酸化炭素の排出量を削れる。だから、この組み合わせは有用。
でも、原子力って一回稼動させちまえば、あとは一緒なわけですよね。日によって「今日は風力で十分だから、原子力の出力落とそう」と落としても、別に二酸化炭素の排出量が極端に減るわけでもなし、保安員の人数が少なく済むわけでもなし。
だったらハナっから 100%原子力発電でいいやん、と思うわけで。
…何故に原子力+風力?

そもそも「発電量や安定性からいくと原子力が一番だけど、原子力はそう簡単には使えないから風力にしとこう」という発想から、「電気分解のエネルギー源は風力発電所にしよう」という話になってるはずなのに、そこで「風力の不安定さを補うために原子力と組み合わせよう」ってのは本末転倒というんじゃないのか…?
普通、こういうときに風力発電の補完として組み合わせるのって、太陽光発電か潮力発電、水力発電だと思うんだけど…。んー。

それとも原子力だけだとダメな理由がなんかあるのだろうか?
記事に書かれてないだけで、何かどうしても風力タービンが必要な理由が…?
スターリングエンジンを使った太陽発電施設(HotWired)
「世界風力地図」が示す風力発電の大きな可能性(HotWired)

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