多数のアンチウィルスソフトが抱える「マジックバイト」問題

先週末に、
・多数のウイルス対策ソフトにファイルの中身をチェックしない脆弱性(ITpro/日経BP社)
こういう発表がされました。
大手のソフト含めて「対象」になるという、なかなか恐ろしい内容。
・セキュリティ対策ソフト業界でも意見が分かれる「マジックバイト」問題とは(CNET)
で、それに関する論争。ITproの記事見ると、ウィルスを検知したソフトと出来なかったソフトの一覧があります。

んーむ…。まぁ仕様だと言われれば仕様なんだろうし、「そういう風に出来てるんだ」といえばそうなんだけど。
先日、IBMが、
・IBM、「ウイルス実行をほぼ不可能にする」ソフトを開発(ITmedia)
こういうのを発表してましたが、そろそろこういう新技術への転換期なんだろうな。
以前から言われてたことですが「アンチウィルスソフトは万全じゃない」ことを改めて認識しとく必要がありそうです。大手のソフトは信用しがちですが、例え大手ベンダーのソフトでも万全じゃないことを。