今年の春先に、国連世界食糧計画(WFP)が「食糧支援」を題材にしたゲームを開発、フリーソフトとして公開したというニュースがありました。
窓の杜なんかにも画面写真が載ったりしましたが、いかんせんこのゲームは英語版のみで、私はここで「コナミとかEAとか社会貢献として翻訳版製作して配布すればいいのに」と書いたんですが。
・食料援助ゲーム:WFPとコナミが協力 日本版を10月に無料配布(毎日新聞)…なんかその通りになりました。
国際連合の食糧援助機関「国連世界食糧計画(WFP)」とコナミは20日、飢餓救済と人道支援をテーマにしたゲーム「フードフォース」の日本語版を開発、10月中旬からコナミのホームページで公開すると発表した。食糧問題への理解と関心を深めてもらうのが狙い。(略)
フリーソフトとして日本語版が配布されるとのこと(10月予定)。……コナミの中の人、ここ見てたのか?
…って、んなわけないか。
WFPのリリースを見ると「英語版以外のものが制作されるのは初めて」で、元は13歳~のゲームなのだが日本語版は「子供向け」と「一般向け」の2バージョンが公開されるとのこと。
ゲーム自体もなかなかの出来らしいので(英語版が出来た際のレビューだと)公開されたら試してみては。
・WFP:コナミとWFP、食糧援助体験ゲーム「FOOD FORCE」日本語版制作でパートナーシップ締結(WFPのニュースリリース)
・Food Force(コナミ内の日本語サイト。配布元)
まぁいいことです。うん。ゲームメーカーも、業界再編で大企業になってんだから、ちゃんと社会貢献しないとね。
ゲーム企業でも任天堂とかSCE(というかソニー)のようなハードメーカーはスポーツイベントのスポンサーになったり、ソフトメーカーのほうでもコナミが野球関係のイベント主催してたりしますが、スクエニとかナムコとか純粋な大手ソフトメーカーはそういうの皆無だよなぁ…。
コナミの場合、グループ傘下にコナミスポーツ(旧ピープル。会員制のスポーツクラブ)があるので「例外」として、スクエニとかのソフトメーカーって大々的な社会貢献事業、あんまりやってないような…?
…少なくとも私は思い付かん(まぁ知らないだけで何かしらはやってると思うけど)。
スクニエといい、セガバンダイバンダイナムコといい、単にデカくなんじゃなくて、ちゃんとそういうのもゃってほしいもんだ。するってーと巡り巡ってゲームメーカーの地位向上になるのだから。
CESAも、もっと積極的にやるべきだよな…。業界団体として。
10月15日追記
どうなったかなー、と思ったら、「17日13時~」配布開始だそうです。
声も日本語で入ってるそうで、キャストがせがた三四郎「藤岡弘」さんと、「平山あや」さんとのこと。
・・Food Force(コナミ内の日本語サイト)
10月17日追記
・コナミ、藤岡弘、と平山あやを起用した「Food Force」の日本語版を無料公開(窓の杜)
配布開始。