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連続使用不可なハイテク洗濯機

少し前に、「飲酒してるとエンジンがかからない車」が取り上げられてましたが、

「スマート家電」のいったいどこが賢いのか(ZDNet)
スペインのデザイナーがスマート洗濯機を開発した。この洗濯機は指紋センサーを使ってユーザーを識別し、同じ人が2回続けて洗濯機を使うのを防ぐ。なぜそんなことをするのかというと、これまでずっと男性と女性との間に存在してきた不公平を正すためだという。(略)
………。

ザ・ハイテク技術の無駄遣い

記事にあるようにパートナーが病気のときとか、どうすんだ。
あまつさえ、離婚して一人暮らしになったら一瞬にして粗大ゴミになる。
あー、まぁ「一人暮らしになると全ての電化製品が使えなくなる」なら夫婦仲も良くなるかもしれないが(笑)。でも子供がいる場合はダメか。
一人っ子だった場合、「一人になると家電が動かなくなる」という理由により子供の親権争いに拍車が掛かる(笑)。
勿論、子供を引き取ったほうに家電もセットで付いて来る。

無駄だなー…。
柔軟性という意味では、冒頭に書いた「飲酒してると載れない車」も同様。
ハンドル握れば飲酒量が分かる――飲酒運転を防止する皮膚センサー(ITmedia)
発表になったとき、テレビなんかでも好意的にあちこちの番組で取り上げられてましたが、見てて思ったのは「緊急時にどーすんだ」ってこと。

世の中には、「そんなこと言ってられるかっ」という場合が多々あるわけで。
例えば、人里離れたキャンプ場に居るときに急病人が出た
例えば、地震が発生して津波の危険があるので高台に逃げる必要がある
例えば、愛しのあの娘を救うため、献血に行かないといけない。今すぐにっ。
例えば、酔った勢いで妻に日頃の不満をブチ撒けてしまったので酔いが覚める前に逃げる必要がある。
例えば、酔った勢いで彼女にプロポーズしてしまったので朝になる前に姿を眩ます必要がある。
例えば、酔った勢いで銀行強盗してしまったので山奥に逃亡する必要がある。
こういう場合、飲酒運転がどーだ、速度制限がどーだと言ってられないわけですよ?

飲酒量によって運転できないのは、一般的に都市生活をしてるときには有効だし良いことだが、それ以外の「例外的な」、「法律とか守ってる場合かっ」という緊急事態の場合、とても困る。
同じような車向けのハイテク技術で、現状のような鍵ではなく、指紋認証でエンジンがかかるようにすれば盗難対策として良いだろう、とかそういう話もありますが、これも同様で、緊急時にとても困る。

洗濯機やDVDプレイヤーが動かないのは笑って済むけど、車とかテレビ、ラジオのような緊急時に命綱になるものにそういう技術を導入するのは、無理があるし、導入されるようになったら怖い。
勿論、緊急時には機能を無効化できるようにしておくのも手だが、簡単に機能を無効化できると、今度は、その機能自体に意味がなくなる(緊急性の無いときでも、酔ってるときはOFFにすればいいので元の木阿弥)。
機能の有効性を高めるには任意で簡単に設定変更が出来ると意味がない。しかし任意で簡単に設定変更できない仕様にすると緊急時に困る、というジレンマに陥り、結局そんなもんいらないという話に。

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