「回線普及率」と「アクティブユーザー数」が違うのは当然です。
色々とネットアンケート見てると、都道府県の人口比が必ずしもユーザー数には関係なくて「おや」と思ったことがあるんですが、そんな疑問に答えてくれるレポートが。
・NS総研、都道府県別のIPアドレス数を集計したレポート（INTERNET Watch）
全国構成比こんなかんじで、必ずしも人口比ではないんですよね。面白いことに。
上位：東京都 16.81％、神奈川県 8.85％、大阪府 7.77％、愛知県 6.02％、埼玉県 5.98％
下位：徳島県 0.51％、高知県 0.43％、鳥取県 0.41％、佐賀県 0.35％、島根県 0.34％
・都道府県の人口一覧 - Wikipedia
一応参考に。単身世帯数なんかが影響してるんでしょうねぇ…、きっと。
で、他に都道府県毎の ISPシェアなんかも載ってるそうで結構楽しめそうです。
ただ、このレポ、15,750円もするそうで個人が買うには高すぎ。関連業種の企業に勤めてる方は会社に買わせて読んでみてはどうでしょうか（笑）。
上位・下位以外の都道府県の構成比が気になります。意外な県が意外な順位になってたりするんだろうか…？ ああ読みたい。でも高い。
記事によるとこの調査の元データはサイバーエリアサーチのものらしい。
知らない人もいるでしょうが、サイバーエリアサーチというのは IPアドレス(ホスト名)で検索かけると、そのIPアドレスの使用者の都道府県（なんか変な言い方だな）を教えてくれるサービスを提供してる会社。
・IPアドレス検索／サイバーエリアリサーチ株式会社
OCN等の一部 ISPではホスト名に「*.hiroshima.ocn.ne.jp」のように地域名が含まれる場合があり、ここを読むと判別できるというのは大抵のネットユーザーが知ってることでしょう。
しかしYahooBBなど「YahooBB（ランダムな数字）.bbtec.net」のように地域名を含まない ISPも多々あり、この場合サッパリでした。
サイバーエリアサーチは独自の調査結果を蓄積してるそうで、こういうホスト名（IPアドレス）であっても検索かけると地域名を教えてくれます（勿論、判明しない場合も多々ある）。
ま、判明しても都道府県しか教えてもらえないので、分かったところでどうなるもんでもありませんが（荒らしやスパム対策の際に同一人物か判定したいとき一定の判断材料にはなる）。
他にBlogに貼り付ける（Whois用の）検索窓や、フリーメールのドメインかどうか判断してくれる「フリーメールアドレス検索」なんてものも提供してたりする、ステキな会社です。
覚えておくとナニかのときに役に立つかもしれません。
12月14日追記
・ネットユーザー数が最も少ないのは佐賀県、NS総研のIPアドレス調査(INTERNET Watch)
・ネットユーザーが一番少ない県は…… (ITmedia)
新版データ。特に大差ナシ。
