これは超ステッキーかも。その名も、「i-RAM」。
・「RAMディスクの再来」により、Windows XPが高速ブート可能に(IDG/ITmedia)リード部分だけ引用。7月から出荷予定、DRAM無しで60ドル前後の予定だそうです。
GIGABYTEは、DRAMを使ったRAMディスクカード「iRam」を発表した。最大で4GバイトのDRAMを装着でき、HDD代わりに利用すればWindows XPが数秒で起動する。(略)
細かいことが不明ですが、この60ドルのボードに自分で市販のDDR-DRAMを挿して使うんでしょうね。
ただ、この記事だと、「今後発売されるマザボに搭載され、搭載されてるものに関しては高速ブートが可能になる」ってことなのか、「PCIボードとして発売され、買ってきて挿せば既存のPCでも使用可能」なのかいまいちハッキリしない。
「PC用アドインカード」と表現されていて、どっちの意味にも取れる…。60ドルという値段を考えると後者でいいのかぃな?
どちらにしてもステキなことに変わりないけれど。
高速ブートというと、WinXPが出た頃に「Win98を1チップ(ROM)化して云々」という話があったのだが、アレはどうなったのだろう? 調べてみたけど記事が見つからず。
発売されたという話を聞いた覚えがないのだけど、果たして「発売されたけどヒッソリと消えた」のか、「そもそも発売されなかった」のか、どっちだろう。
追記
詳細不明と書きましたが、他の記事がアップされてたので追記。
・隠し玉続出の「プライベートイベント」も見逃せない(ITmedia)(この記事の2ページ目)ってことらしいです。
(略)注目を集めたのがRAMディスク拡張カードともいうべき「i-RAM」だ。DDRメモリスロットを実装したPCI拡張カードに最大4Gバイトまでメモリを搭載し、高速なデータストレージとして利用できる。
拡張カードはPCIスロットに差すが、データのインタフェースはSerial ATAを利用。(略)
なので既存のPCでも使えるってことか。PCIスロットに挿した上で、HDDと同じ要領で増設すればいいんだな、きっと。
WinXPを高速ブートしたい場合は、このiRamの仮想HDDに、WinXPをセットアップしてブートすればいいってことか? でも、長時間(パッテリーの切れる12時間以上)停電した場合、データが飛ぶから再インストしないとない?
どうもその辺の細かい部分ががよくわかりませんが。まぁ日本だと10時間を越えるような長時間停電は稀だから(地震などを除く)問題無さそうですが。
続報に期待。
9月6日追記
・GC-RAMDISK i-RAM(日本ギガバイトの代理店ページ)
・ギガバイト「i-RAM」の予約販売始まる(PC Watch)
・ギガバイト「i-RAM」ファーストインプレッション(PC Watch)
発売予定「9月下旬予定」のままですね…。
10月17日追記
10月1日正式発売となりました。で、予約受け付け中止になってたツクモがどうなったかなと思ってみたら、
・i-RAM(ツクモネットショップ)
・i-RAM(カズプラン/楽天市場)
今度は「品切れで注文受け付け中止」みたいですね。
何処も事情は同じようで、楽天市場のショップも同様に品切れ。供給が追い付いてない模様。
ツクモのほうは注文受け付け自体が中止されてますが、楽天市場のほう(カズプラン)は注文自体は出来る(予約になるのか?)ようです。
秋葉に足しげく通えるような人は、店頭漁るほうがいいと思いますが。
10月25日追記
・i-RAMで「HDDレス」の「HDDレコーダ」なのだ(前編)(ITmedia)
・i-RAMで「HDDレス」の「HDDレコーダ」なのだ(後編)(ITmedia)
ITmediaにもレビュー記事が。
12月12日追記
相変わらず品切れしてますが。
・日本ギガバイト、「iRAM」をリビジョンアップして再出荷(PC Watch)
Rev1.2になるそうな。「12月下旬出荷分から」とある。逆にいうと、12月下旬には再出荷される筈なので、欲しい人には絶好のタイミングかも。