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「特定のオンラインゲームに突出した苦情数」国民生活センターが報告書

国民生活センターが5月10日付けで「製品の不具合・新サービスに関する事業者対応」という報告書を公表したようで、なにやら面白いことが書いてあります。

オンラインゲーム運営会社への苦情メールが1年で440件~国民生活センター(Broadband Watch)
国民生活センターは10日、商品やサービスに対する苦情などの情報を受け付ける「消費者トラブルメール箱」の受信件数の推移を発表した。2002年4月に開設され、初年度は3,254件だったのが、2003年度には4,794件、2004年度には5,967件と年々増加している。
(略)今回、ここ半年間に実施したいくつかの追跡調査の結果も公表されたが、あるオンラインゲーム運営会社の管理責任についての苦情が多く寄せられていたことがわかった。
(略)オンラインゲームについては他の運営会社への苦情も寄せられているものの、この数字は通信サービス以外の分野も含め、特定の業者1社に対する苦情の件数としては突出している。(略)
どこのことだ? と思ったので国民生活センターから報告書(PDF)を落としてみてみたところ、特に具体的な名称は無し。
ただ、こういう記載が。
(2)オンラインゲーム運営業者の管理責任-主な情報内容:
・規約違反行為をする利用者が多く、公平性が阻害されゲームに支障がある。
・ゲームの運営業者に規約違反行為をしている利用者を報告しても利用停止などの対処をせず、管理していない。
・ゲームの運営業者にメールで報告しても、定型の返信メールでしか対応しない
・運営業者に突然IDを削除され、強制的に退会させられ、ゲームができなくなったしまった。利用規約に定められている違反行為を行ったというのが理由のようだが、身に覚えはない。
同種情報の受信件数:440件(平成16年4月~平成17年4月)
これは国民生活センターに寄せられた「苦情」の具体的な内容だが、「規約違反を報告しても無視される」「定型でしか返信がこない」。
はて、どっかで聞いた覚えがあるぞ?
まぁ憶測なので具体的な社名は書きませんが。
国民生活センター側からの照会への返答は「今後、取り締まりを強化するなどの措置をとるとのこと」だそうです。ホントかいな。

ちなみにこの文書には、『携帯用ゲーム機の不具合』の事例も書いてあり、「□ボタンが云々」とある。これも具体的な名称はないが、□ボタンなんてPSPしかないやんけ、というかんじだ。
ただ苦情の件数が「同種情報の受信件数:33件(平成16年12月~平成17年4月)」。少ない。
やっぱりネットで騒がれてたのはかなり誇大されてた模様。
まぁ「若者が国民生活センターになんて質問するのか」という気はするが、上に書いたように「特定のオンラインゲームへの苦情」は三桁いってるわけで、それを考えたら少ないだろう。
てか、国民生活センター、なんで具体名出さないんだろうな。「事実」なんだから出せばいいのに。

興味ある人は、国民生活センターから資料が見れます。
NCAC:製品の不具合・新サービスに関する事業者対応

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