P2Pのコミュニテイサービスだそうです。
・PtoPを利用した仮想世界「Solipsis」の実験始まる(CNET)
これは結構面白いかも。
現状、アバターコミュニティは多々あるけど、そこから外に出ることが出来ない。
例えば、Yahooのアバターなら、どんなにがんばったところでYahoo内でしか使えず、他のサイトに「出張」することが不可能なわけです。
服やアイテムを買うのに金を取られるのが一般的ですが、幾ら金をかけたところで所詮はそのサイトに留まるしかなく逃れることができない。
その点、P2Pならそういう呪縛に囚われることがない。
ログインすれば、チャットでもファイル交換でもボーダーレスにコミュニケーションができ、オープンソースプロジェクトなら色んなサイトが相乗りして、ユーザーはポータルサイトに関係なくアバターを「流用」できる。
記事で語られてるゲームはさすがに夢物語な気がしますが(擬似的に「ゲームのようなコミュニティ」になるとしても)、そういう、ボータレスなアバターコミュニティができたら面白いかもなぁ…。
ただ理想は中央サーバーのないP2Pですが、絶対に悪さ(フィッシング詐欺等、悪質なものを含めて)をするユーザーがいる以上、中央サーバーが必要になる。
中央サーバーを置くと、そういう理想的な「自由度」にやはり制限がかかってしまうジレンマが生まれる。
…んー。
「自由度が格段に高いIM」のイメージであってるか。
自由度と管理のバランスのさじ加減が難しいけれど、そこをクリアできれば面白いモノが出来そうだ。