しばらく前に、ムーディーズが日本の国債を格下げし「ボツワナ以下とはナニゴトだ」と大騒ぎになったのを覚えてる人もいるかと思います。
そのムーディーズが今度は掌返しをしたようで。
・ムーディーズ、日本企業相次ぎ格上げの裏側にある“危機感”(日経BP社)「格付け」の意味や、なんで掌返しに走ってるのかは元記事を。
かつて、日本企業に軒並み「投資不適格」のレッテルを張った米系大手格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが、手のひらを返したように格上げしている。2001~03年の3年間で31社しか日本企業を格上げしなかったのに、昨年は一気に115社。国内で格付けしている企業の4割に当たる。しかも10月が16社、11月は29社、12月は35社と、年末にかけて月を追うごとに格上げは増えた。(略)確かに、日本経済の回復や企業体質の改善を受けて米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、格付投資情報センター(R&I)といったほかの格付け会社も格上げしてはいる(グラフを参照)。それでも、業種を問わず一斉に格上げするムーディーズは突出している。(略)
二重の意味で信用できん。
S&Pバンザイ。
結論はこれでいいかな(国債騒ぎのとき、S&Pは格付けは据え置き、冷静に「反論」してた)。