本の紹介:『イエスタデイをうたって』(冬目景)
【『イエスタデイをうたって』を好きな人には、『僕らの変拍子』と『四年生』もオススメ】
・現代の青春恋愛モノです。猟奇系ではありません。一巻の裏表紙参考にすると、
『大学卒業後、コンビニでバイトをする魚住。
そんな彼の前に、ある日カラスを連れた少女・ハルが現れた…。
「49%後ろ向きで、51%前向きで…」へそ曲がりだけれども正直な彼らの心は、舞い落ちる桜のようにゆらゆら揺れて…。』
…と、そんなわけです。
・大学卒業後、バイト暮らしを続けてる魚住陸生(リクオ)。コンビニでバイトをしてると、カラスを連れた変な娘、野中晴(ハル)が現れ、付きまとわれるハメに。
しかし陸生には大学時代の同級生、森ノ目榀子(もりのめ・しなこ)という想い人がいて…。
要は三角関係なんですが、ここにまた榀子には榀子のヒミツがあって、ごちゃごちゃに。
外部からの干渉を受けながらも、この三人の関係が変わってく様、変わらない様が描かれてきます。三角関係といっても、ドロドロしてるわけじゃなく、そこはさわやかに。
・就職や目標意識について語られてたり、『四年生』に近いものがありますね。
シンパシィーを感じる、第一巻の陸生のセリフ。
『子供の頃、欲しかったプラモデルが手に入らなかったとき。
親に泣いてねだりもせず、かといって諦めるわけでもなく、
ただその欲求をずっと抱えていた。
そしていつか忘れた。
きっとこれも、それと同じだ。
つらいのは今だけだ』
これに、ああ俺もそうだったなあ…という人にはオススメです。
第1巻 収録作 |
第2巻 収録作 |
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「社会のはみ出し者は、自己変革を目指す」 scene 1,2,3,4 「愛とはなんぞや?」 scene 1,2,3,4,5 (初出:『ビジネスジャンプ』 H10年 1号〜4号、18号〜22号) |
「ゆらゆら」 scene 1,2,3,4,5,6,7 「川は流れる」 scene 1,2,3,4 (初出:『ビジネスジャンプ』 H11年18号〜H12年4号) |
第3巻 収録作 |
第4巻 収録作 |
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「少年達と浮遊青年」 scene 1,2,3,4 「榀子帰郷」 scene 1,2,3, 「ミナトという男」 scene 1,2,3, (初出:『ビジネスジャンプ』 H12年 9,11,13,15号 H13年2,4,6,23,24号 H14年1号) |
「夏と花火と金魚と背中」 「引越の手伝い」 「行方不明のキモチ」 scene 1,2,3 「思い出に帰る人達」 scene 1,2,3,4,5 (初出:『ビジネスジャンプ』 H14年22〜23号 H15年13号〜15号 H16年5号〜9号) |
これは『ビジネスジャンプ』に不定期連載されてるもので、1つのタイトルの元、4話〜5話くらいずつ集中連載されてます。なので、二ヶ月程度(ビジネスジャンプは月二回刊)連載しては休み、連載されては休み…というぺース。
それ自体はいいんですが、段々と「不定期」の間のサイクルが長くなり…(初出のところ参照)。平成10年連載開始されいながら、現在出てる単行本は4巻。まだ完結してません(笑)。
そして、なにより、ファンにとってイタイのが、ここ数年で冬目さんが他に幾つも「新連載」掛け持ちをしてるところ。
新連載してないで先にこっちを…という。
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イエスタデイをうたって(1) 著者:冬目景 出版社:集英社 本体価格:505円 |
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完結してから買うほうが正解かもしれません。
ちなみに私の頭の中の「吹き替え」では、ハルの声が宮村優子なのはなんでだろう…? 私だけ?

