本の紹介:『みなみけ』(桜場コハル)
【『みなみけ』を好きな人には、『よつばと!』もオススメ】
・桜場さんの二冊目の本。前作は『今日の5の2』ですね。作品的な繋がりはありません。
『みなみけ』。ひらがなです。始めヤンマガでタイトルを見たとき「…ネコのマンガか?」と思ったのは私だけでしょうか? 「皆ミケ」で。…いやホントにそう思ったんですって…
正しくは「南家」。南さん家の三姉妹の日常生活が淡々と描かれてます。日常的な生活を描きつつ笑えるのはマンガという意味では「あずまんが大王」や「よつばと」に通じるものがあります。
作品のキャッチコピーは「平常心」。
・単行本掲載の登場人物紹介から引用するとメインの登場キャラは、
南春香(ハルカ):高校生の長女。若い身空で妹たちの親代わり。泣けてくる。
南夏奈(カナ) :中学生の次女。バカ野郎日本代表だが、純情乙女だから許せ。
南千秋(チアキ):小学生の三女。辛辣なお方だけに、皆で姫と呼びましょう。
の三姉妹。一応、カナがメインなのか…な?
・ヤンマガ上では毎週連載ではなく、不定期連載。基本的には隔週で載ってます。
この三人は何故か三人だけで暮らしてる。私は途中から読んだので、単行本で一話から読めばその辺の事情がわかるんだろうなと思っていたのだが、甘かった。その辺の説明は一切出てきません。まぁこれはこれでいいけど…。
「おじさん」が出てくる辺り、全く身寄りがないわけでもなさそうで、考え出すと色々不可解。だけど考えないようにしましょう。
・話の内容は、三姉妹の家での暮らしや学校での出来事が一話完結で描かれていきます。
ラブレターを貰ったカナが姉と妹に相談した挙句、何故か相手の軸足を蹴り上げたり。
梅雨の季節。話の成り行きで、チアキが自らテルテル坊主になり宙吊りにされたり。
ハルカの水着を買いに行った、カナとチアキ。「姉に恥をかかせてはいけない」。買ってきた水着は何故か露出度が…。
第1巻 収録作 |
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第1話 「ホットケーキにしましょう」 第2話 「お手紙」 第3話 「おかしな事」 第4話 「不満だらけ」 第5話 「チリトリしてください」 第6話 「点で勝負」 第7話 「やさしくしよう」 第8話 「バレー部に入ろう」 第9話 「説明せよ」 第10話「がんばれよ」 |
第11話 「すごい好きだ」 第12話 「教えてやろう」 第13話 「天才だもん」 第14話 「たくらんでる」 第15話 「恥をかかせる気か」 第16話 「脱ぎたくない」 第17話 「つきっきり」 第18話 「私たちのぶんは」 第19話 「似てないけど」 今日の5の2:『課外授業』 今日の5の2:『ミズカケ』 |
・話はほのぼのペースで進み、大きな事件や事故はおきません。この辺は『今日の5の2』と同じ雰囲気です。
唯一、問題をあげれば、画面が白い。…んまぁ、それはそれでいいんですが、もっと問題なのが、キャラの書き分け度。
ハルカの同級生、マキ。カナの同級生、ケイコ。チアキの同級生、吉野。
当然、それぞれ高校生・中学生・小学生と年齢が違うんですが見た目が一緒。一応、髪の色と服装(制服)違うんですが…。
上にも書きましたが、「みなみけ」は毎回ハルカが主人公になったりカナが主人公になったり、チアキが主人公になったりします。しかし、脇役のハッキリした書き分けが出来てないので、ぼーーっと読んでると「……あれ?」ということが…。
・読んでて気になる「問題点」はそんくらいですかね。
別々の作品間で似てるのはいいですが、同じ作品の中でこれだけ似てるのは、ちょっとキツイです。
・まぁ画力は上がってくもんなので、今後に期待、です。内容はいいかんじなので、あとは絵だ。
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みなみけ(1) 著者:桜場コハル 出版社:講談社 本体価格:514円 |
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二重の意味で「『今日の5の2』を面白いと思った人は買うべし」です。
【『みなみけ』を好きな人には、『よつばと!』もオススメ】
